キンドルアンリミテッドでホリエもんの本が無料だったので読んでみた。

2019年に刊行されたのに内容は古くない。AIにも触れていて、まるで今年に書かれたようなような感じ。
2017年に『多動力』を読んで感動したが、久しぶりのヒット。
しばらく無料で読める本はなかったが、最近は古い本は無料になっているものもあるようで、他の本も読んでみたい。
kindleのハイライトをブラウザを見る機能を使うと、マーカーをしたところをまとめて見られるので便利だ。
今回マーカーしたところで特に感銘を受けた箇所。
所有は、報酬ではない。 所有はリスクだ。 失うことへの不安、管理の手間、執着心と、いくつものネガティブ要素を運んでくる
プライドは所有欲と同じぐらい、人生で最初に捨ててもいいモノだ。
いい年になっても、まだ田舎の家族など古い人間関係に悩んでいる人を見たりすると、心から気の毒だなと思う。
モノを残すより、体験がしたかった。 面白く刺激的で、気持ちのいいものに、お金を投じたいと思った。 誰も行ったことのない場所を旅して、誰も見たことのない景色を見て、最高に美味いものを食べ、美味い酒を飲み、面白い人たちと朝まで語り、笑い合う……その体験にこそ、僕はお金を消費しようと考えていた。
ほかにもたくさんあるが、それは次ページでまとめたい。かなりのネタバレ。↑の文章でピンと来た人でキンドルアンリミテッドに加入している人は読んでしまったほうがいい。
日々、自分は「日本こんな遠く離れたところで言葉もわからないところに移り住んで一体何がしたいのだろうか」と自問自答している。
正直、ほとんど金を稼ぐこと、使うことはしておらず、なんかYouTube見たり、本を読んだり、運動するとあっという間に1日が終わってしまう。唯一の娯楽は週に1-2回のマッサージだけ。友達が遊びに来たときには弾けるが。
そしてタイは東南アジアの中心なので、旅行することばかりを考えている。googleマップばかり見ている。
あとは、パタヤ近辺の食事処の新店開拓。
たまに日本から来た人、パタヤに住んでいる人と会うので孤独感は感じていない。もともと一人の時間が好きだし重要だし。
そして本を読んで再確認したのがやはり「経験」と「断捨離」。これに尽きる。
いつも「なにか捨てられるものないかな」と考えているし、11月7月にチェンマイに引っ越す時には「どれだけ荷物を減らせるか」を考えている。
今のところ大型の荷物は、27インチパソコンモニター、幅120cmのバソコン用デスク、オフィスチェア、扇風機。これだけは捨てられない。ホリエもんはバソコンを所有せず、スマホだけで全てを片付けるらしいが、それは自分にはマネできない。旅行の時にもやはりMacBook Airが必要だ。
5月末から初めて台湾に行く予定だが、いろいろな観光名所の予習をしていて、なんか違和感がある。
建物などの建造物は、ほんと興味を持てないのだ。高い建物に登って眺めを楽しむのは好きなのでその都市の一番高い建物に登るのはいつも心がけている。
ただ、寺院とか人間が観光客を目当てに作ったものにはどうも興味が持てない。建造物はほんとつまらない。「行ったという証拠写真」撮って終わりだから。だからヨーロッパにも興味を持てないのかも。
これは日本一周をしている時もそうだった。結局古くからある寺、神社、絶景が中心となってしまったが、「写真を撮って終わり」の観光地はなんか面白くない。
ともかく、台湾は一度も行ったことがないから、一度行けばいいかなと思っている。
昨年は香港も行ったが、感想を聞かれると、やはり「一度行ったからいい。街がうるさかった」という印象。特にビクトリア・ピークトラムに乗った時のストレスは一番かかった。
ちょうどこんな動画を見て「だからか」と納得した。
まぁストレスだったら行かなければいいし、住まなければいいだけの話。相手を変えるなんておこがましすぎる。
以前こんな記事を書いたが、やはり今でも旅行に対する考え方は同じ。
そういえば、先日久しぶりに会ったショウくんは「旅は修行」と定義していた。
なるほど。確かに。特にバックパッカーとしてあちこち行くとなると修行に近いかも。最近の自分には無理だ。1週間の旅行で体に不調が出る。
あとは「旅は度胸」ということもできる。言葉がしゃべれなくても堂々と訴えればなんとかなることも多い。頭であれこれ考える前にやってみる。言ってみる。
とは言っても自分はインドに旅行する度胸はない。
それで自分は一箇所に住み続けるのが苦手。飽きてしまう。
しかし、石垣島は2005-2023年の18年も住んだ。
なぜ住めたのか。
最初の目的であった生活の一部に「スキューバダイビング」を取り込むというのも大きかったし、後半は、バードウォッチングをはじめ、山や川の自然に入っていろいろな陸の生物に興味を持てたのも大きいと思う。
だから、これからのタイでの生活は自然観察を取り入れていきたいと思う。パタヤは都会すぎる。チェンマイに行けば自然は豊かでいろいろいけそう。その後はタイの東北部、イサーン地方も面白いかもしれない。
「毎日海を見る生活」はもう捨てよう。20年くらいそういう生活を送れたし。
タイは国立公園がたくさんあり自然が豊富。ゾウ、ワニ、大型トカゲ、大型ヘビ、ヒョウ、ヤマネコなど、見てみたいもの、命の危険に関わる生物もいる。日本で直接的に命の危険がおよぶ生物は熊くらいしかいないのではないか?
思えば、西表島は自然豊かだったが、熊はいないので安心して山に入れたのは良かった。
パタヤから130kmくらい離れた場所で、カオチャマオ国立公園という場所があるので9月から10月くらい(暑さがやわらいできたら)行ってみたい。

どなたか、興味がある方がいれば、ここに行きましょう!
2025/6/11
こちらの動画、良かった。
ということで、もやもやしたものが、ホリエもんの本でなんとなくスッキリというか、証明されたというか、腑に落ちたというか、人に伝えたくなったので書いてみました。
次ページ、ネタバレです。