日本円表記をやめました。"B100"と書いてある場合、↑の表、4.xxでしたら、掛け算し約4xx円ということです。

ホテルの選び方

基本、前日に翌日の宿泊地を決めていた。(予定は変わるかもしれないので前日でないと宿泊場所を決められない。その点、日本で軽トラハウスで旅した時には、軽トラの中で寝るので当日の16時頃に近くの道の駅を探せばいいので楽だった)

Trip.comで宿泊したいエリアの地名、日付、人数を選ぶ。
予算は自分は、3,000円以内。それで「地図で表示」させるのがポイント。

その場所で良ければ(google mapとも比較)、そのホテルの詳細を開き、レビューの内容と8/10以上を確認。(8未満はやめとく)

それで問題なければ、ホテル名(英語部分)をコピー、googleで検索。

するとagodaとかBooking.comとか数社の料金比較できるので安いところで予約。

Trip.comはPayPayで決済できるし、レビューを書けばポイントもつくのでお得。

最近自分は、レビューを全部5にしている。考えるの面倒だし。3,000円以下のホテルで良いサービスを求めるなんておかしい。1万円以上ならば、サービスのいたらぬ点は突っ込んでいいと思うけど。

けれども悪い点はコメントで書いている。

今回は、シャワーが水シャワーだったり、Wi-Fiの電波が弱すぎたり、トイレットペーパーがなかったり、基本1つのホテルで1つ以上の問題があった。

ただ、基準は1つ。エアコンがあれば涼しく寝れるのでいいじゃないか。エアコンをつけながら涼しく寝られればそれで幸せと思わなきゃ。

車やバイクで「キャンプ」に行く人もいると思うけど今の自分は無理だ。疲れた体はエアコンとベッドで蚊がいないところで休ませたい。国立公園内ではキャンプ場も併設されていて、ホテルに宿泊するために国立公園から離れるのは不便なんだけどね。公園内ならば、朝だけの特別な景色も楽しめるようだ。

バイクの種類

オートマかマニュアルかで言ったら「オートマ派」「スクーター派」。自分はとにかくギアチェンジがめんどくさい。軽トラでの日本一周もオートマだからできたと思う。今回もスクーターで良かった。

150CCだけど加速はいいし、80-90kmでずっと走っていても問題ない。たまに100kmオーバーの時もあった。もちろん、大型バイクで、100kmを安定して走れれば、目的地まで早く着くが、まぁそこまで急がなくてもと思う。危険も伴うし。バイクを2台もてるのだったら、長距離用で大型バイクがあれば最高だとは思う。

自分のバイクはタイのメーカーGPXのDroneというものだけど、いい仕事をしてくれた。乗りやすいし。

ただ、どうしても振動でお尻がいたくなる。お尻が痛くならないバイクってないのかな?

ガソリンタンクの容量が心配で、特に山道などの何もないところを走る前には給油、300kmの走行で1日3回入れたこともあった。なるべく満タン近くで走っているとそれだけで安心。

ガソリン給油のタイミングでお尻の痛さも和らぐし。

国立公園の整備

タイの国立公園の整備は日本よりもすすんでいると思う。ちゃんと入口があり、入場料をとる。タイ人は格安なのに、外国人はB100からB400を取るのはちょっと納得できない部分もあるが、まぁもし日本でこれをしたら、3,000円は取られそうなので良しとする。

カオヤイ国立公園はB400したが、さすがにネタが面白い。道路にはいつ象が飛び出してくるかわからないし、ナイトサファリもある。滝もある。探索のしがいがある。それに近辺では高級なリゾートが多く、一泊1万円以上する。ファランがうまく国立公園を楽しんでいるように見えた。
コウモリ洞窟の見学はほとんどがファランで、ホテルからソンテウでツアーに来ているケースが多かった。

ただし、今までタイで回った国立公園と西表島を比較すると、西表島の自然のほうが豊かに感じる。生物の多様性を感じる。

西表島も主要な場所は入口でお金を徴収してもいいと思う。そのために管理棟などの整備も必要で環境破壊にはなるのだが。

タイと日本の道路事情を比較

タイでバイク1,300km、車を1,800km走って感じたことを書いていく。

以前にも軽く書いたがまとめてみたい。

なにかにつけ、タイの合理性には感心していたが、タイの道路設計はとてもよく考えられており、目的地まで早く、安く行ける点にアドバンテージがある。

確かに日本は地理的に山が多いため、橋やトンネル(トンネルは通らなかった!)の建設コストがかかり、一概に比較はできないが、それにしても走りやすい。

遠い目的地に行く時、主に国道を通るが、比較してみる。交通量が多いところは3車線、田舎に行けば2車線だが、基本、平均時速90-100kmで走ることができる。

これだけの長距離を走って、日本でいう「渋滞」らしき渋滞には一度も遭遇しなかった。
(バンコクは例外で日本よりもひどい)

一般的に、国道の交差点は都市部を通過する時に、その都市内で1箇所か2箇所で済むようになっている。

都市部でないところは、例えば、目的地が右だとしても、国道に入る時に一度左車線に入り、先でUターンして、戻って来る形をとる。そのため、信号は不要。

遠回りになるのが、信号待ちがないため、結局早く着く。

たまに地元の人がUターンまで遠いため、車線を逆行してバイクで走ってきたりする。それは仕方ない。
中には車でするツワモノもいた。

とにかくあまり止まることがないので目的地まで早く到着できる。時間の予想もつきやすい。

日本は「安全」に重みをおくため、信号ばかり設置する。そして青になっても数台しか車が走らず、青信号なのに通過する車がない時があって時間がもったいないことも。

日本は十字路の交差点を作りすぎている。それが設計の失敗だったと思う。

有料道路にすると、入口と料金支払いと2回車をとめることになるので渋滞になりやすいが有料道路が極めて少ない。バンコク周辺だけ。

さらにETCより便利なM-FLOWというのがあって、登録している車はカメラでナンバーが確認され、それで瞬時に料金請求が来るようだ。このシステムはすごい。ETCのようなゲートも不要なのでスピードを落とさずに通過できる。

こちらの国道は物流の動脈になっていて、トラックにさらに荷台をくっつけた、2台分の積載量をもつトラックが多い。1人で運転できるのでとても効率がいい。

それが渋滞なく、運べるため、とてもエネルギー効率が良いと思う。

日本は料金所ばかりつくり、道路はきれいなのはいいが、メンテナンスもしっかりしすぎるため、片側一車線が工事中で滞る原因にもなっている。

こちらでは、けっこうタイヤの破裂したあとが落ちていたり、道路沿いで放し飼いで飼われている犬が道路に出てきて轢かることがある。けっこう大きな犬の死骸を数匹見た。ネコもいた。自分も1回轢きそうにもなった。

この点はもう少し清掃用の巡回車があってもいいと思うし、犬の飼い方も変えていかなければならないと思う。

何が一番言いたいかというと、日本は渋滞により、国民から多くの時間とガソリンの無駄によるお金を奪っているということだ。

有料道路ばかりつくり、官僚らの天下り先の受け皿をつくり、お金を集めてきた結果だ。

そのつけは、国力を削ってきた。

いずれタイのほうが日本を上回る時が来る。

あと、車検も無駄だ。

世界一安全な車を作っておきながら、3年おき、2年おきに車検する必要はない。

タイはバイクで5年、自動車で7年、検査料は数百円だ。

もちろん、事故は多い。しかし、自己責任にしても良いのではないか。

少なくとも、日本車ならば特に安全性は高いし。

タイではガードレールを見ない。だから歩行者をガードするものがなく危ないとも言える。しかし、基本、歩いている人が少ない。または道幅が広いため、必要ないかも。

道路の中心は、コンクリートブロックを並べて区切っている。

だから、移動できる。補修工事の時には片側車線をつぶし、ブロックを移動して、分けたりしている。中心線を移動できるというのは便利だ。

道路のタイプはコンクリートとアスファルトの2種類ある。いまだにコンクリートで作っている道路も多いが、アスファルトのほうがだんぜん走りやすい。コンクリートは穴もあきやすく、たまに大きな凸凹があって、あれにバイクで突っ込んだら、バイクは破損するだろうし、車だってパンクの可能性もある。怖すぎる。道路はアスファルトで作ってほしい。ただ、高温でうねっている箇所もある。
それから補修も早めにお願いしたい。日本ほど完璧にする必要はないけれど。

旅で学んだこと

5月に台湾に行ってから、6月はサメット島、チャーン島、車でパタヤ=チェンマイ往復、バイクでパタヤからチェンマイと立て続けに旅をしてきた。

金持ちではないので安宿ばかりに宿泊してきて感じることは、「自分を変える、変化させる」ことが大事だということ。

日本人はサービスに対する要求が強く、少しでも悪いサービスがあればたたいて改善させようとする。確かにそれで日本のサービスは世界で類を見ないレベルに達したが、弊害も多い。

外国では相手を変えるのは難しい。適切な言葉で相手を納得させることはできないし。

例えばこんな動画があった。

確かに南京虫はこわいが、そこまでして部屋を変えさせる必要はあるのだろうか。

同じホテルならば部屋を変えてもいるのではないだろうか。

もし、南京虫にやられたら2度とそのホテルを使わないことだ。あとレビューに書いてもいいだろう。

ホテルは南京虫を徹底駆除する必要がある。自分もやられたことが数回ある。

あと、部屋に備え付けのハンガーでカーテンを閉めるシーンがあったが、そんなに旅行ばかりしているんだったら、そんな備品を使わずに自分で洗濯ばさみを持ち歩けよ。軽いんだから。

それで話はずれたが、安ホテルに宿泊していると、前にも書いたがいたらぬ点ばかりだ。

正直、「これで商売しているんだから改善していこうぜ」と日本人ならば思うところだが、外国人にはそういう気配りはできないというか、する気がないというか、考えもしないことのようだ。

だったら自分を変えるしかない。

毎回硬さが違うベッド。タイは固いベッドを好むようだ。もうどうしようもない。自分の体をベッドに合わせるしかない。

自分の部屋だったら、自分の好みに買い替えるのはありだけど。

トイレットペーパーがない? 自分が持ち歩けばいい。

シャワーのお湯が出ない? 水シャワーもあがると気持ちいいもんだ。

シャンプーや石鹸がない? 数日使わなくても問題ないよ。

インターネットが使えない? とりあえず寝てしまおう。深夜なら使えるようになるかもしれない。(実際にその形で3時にこれを書いている)

こんな感じで自分を変えられる習慣ができれば、どこででも生きていけると思う(自分はインドは無理だと思うけど)。


自分の旅の仕方については本にまとめました。
キンドル会員の方はぜひ読んでみてください。

おすすめの記事