せっかくチェンマイに来たから、タイらしいツアーに参加してみようと、ゾウと触れ合うツアーに参加した。

いくつかツアーはあるのだが、ゾウに乗るのは虐待にもつながるので、ゾウには乗らず、自然な姿で、ゾウと1日を過ごす会社のツアー、エレファント・ジャングル・サンクチュアリ(elephphant jungle sanctuary)を探し参加することに。

私達の願いは、模範を示し、ゾウに対する認識の前向きな変化に貢献することです。
ゾウが密猟されたり、乗られたり、過労されたり、虐待されたりすることなく、代わりに思いやり、愛情、敬意をもって扱われる未来を目撃することです。

https://elephantjunglesanctuary.com/

こんな感じの雰囲気のツアーです。

8時過ぎに車で迎えに来てもらい、1時間半かけて、チェンマイ南部に行きました。

途中、道の駅みたいなところで15分休憩。

場所はこちら。

参加者は全部で30-40人くらい。ほぼ欧米人で、アジア人は我々2人だけ。みんな、民族衣装を上からはおって参加。

はじめに、ブリーフィングがあって、15分くらい、説明があり「ゾウの後ろに行っちゃいけないよ」とか説明を受ける。自分は10%くらいしか理解できなかった。

そして、いよいよふれあいタイム。
最初はスイカをあげる。鼻にあげてもいいし、口の中に入れてもいい。それだけでもなかなかの経験。

次に、鼻とかを触れる。とうもろこしを食べている間、横に立って、アゴの下とか触ることができる。もちろん初めてなので感動したが、肌はゴツゴツしているのでそんなに気持ちのいいものではない。

このあと、この子が事故を起こす。もしかしたらその時は2頭いたので違う子かも。
自分たちは、この子に触ったあと、40mくらい離れた場所に3頭いたのでそちらに移動した。

動画を見てもらえればわかるがその場所にはけっこう人がいて触れず。

仕方ないのでシッポを撮影したりしていた。

そしてゾウは3箇所にわかれていたのだが、まだ行っていないもう1箇所が人が少ないのでそちらに移動することに。

そして移動しはじめてすぐに事故が。

最初の場所から悲鳴とゾウの大きな叫び声が聞こえてきた。

自分はちょうどスマホのビデオを回し始めたばかりだったか。この声を聞いて回し始めたか。
自分のすぐ近くにいた3頭のゾウのうち、1顱もその声を聞いて、すごい興奮し、野生感がよみがえったかのように声をあげた。そして、自分に対しても敵意をむき出して威嚇してきた。(動画では一瞬鼻がうつる)

あわてて、我ら日本人二人は、離れた場所に早歩きで移動したが、むかって来たらどうしようかと思っていた。

そして、騒いでいる人にスマホを向けると1人が倒れたままでゾウに蹴られているような光景が。

信じられない。

映画の世界みたいな光景。

すみません。元マスメディアの端くれとして私はカメラを向けてしまいました。記録が全てです。

その後、ゾウは別な場所に移動され、また食事がはじまったが、散らばった我々はほとんど動くことができず。

しばらくして、倒れていた女性の鳴き声が聞こえてきた。みんなで囲んで介抱している。彼氏みたいな人はずっとそばにいたらしい。

その後、参加者は、ブリーフィングの場所にまた集まっていたが、ショックを受けた女性数名は泣いている。誰もスマホで撮影する人はいない。

15-20分して救急車が来て、10分くらい看護師さんみたいな人に手当をしてもらって病院に向かった。

その後、スタッフは青ざめ、「本当にすみません。ここでツアーは中止です。お金は全額返金します。今日はこれで終わります。ホテルまでお送りします」ということで帰ることに。

昼すぎに帰ってきました。

それで衝撃の映像、とりあえず、動画一式をつなげました。

ちょっとショッキングな部分がありますのでトラウマになりそうな人は絶対に見ないでください。

私も今後はゾウに関するツアーは行くことはないと思います。

そうそうこんな事故は起きないと思いますが、まさかその目撃者になってしまいました。

なぜゾウが興奮してしまったのかは不明ですが、お腹に中に赤ちゃんがいて、気がたっていたのではないかという推測も。

もし、この方が亡くなったというニュースが入ったら、動画は削除しようと思います。

なにかニュースなどを見たりしたら教えていただければ幸いです。


追記

メールが来ました。

We are writing to address the incident which occurred during your visit to Elephant Jungle Sanctuary Chiang Mai this morning. The EJS team would like to offer our sincerest apologies for any distress, disappointment, or inconvenience caused by today’s events or the subsequent interruption and cancellation of your scheduled visit.

With regard to the visitor who was involved in the incident, we understand that you may be concerned for their wellbeing. As of the time of writing, they are still undergoing testing, but in a stable condition, and we are hopeful for a full and fast recovery. The EJS Chiang Mai team have been in constant communication with the visitor and their family, and we will continue to support them in any way we can throughout the recovery process.

In more than 9 years of operation, no serious incident of this nature has ever previously occurred at Elephant Jungle Sanctuary, and our team cannot adequately express in writing our disappointment and concern for those involved in this unfortunate event.

If you have any questions, feedback, or would like any further information, please do not hesitate to contact the EJS Chiang Mai team by replying to this email. We wish you all the best and hope you enjoy the rest of your travels.

Sincerely,

Elephant Jungle Sanctuary Chiang Mai 

今朝、エレファントジャングルサンクチュアリ・チェンマイをご訪問中に発生した出来事についてお知らせいたします。EJSチームは、本日の出来事、またその後の見学の中断やキャンセルにより、お客様に苦痛、失望、ご迷惑をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます。

事件に巻き込まれたお客様に関しましては、ご心配をお掛けしていることと存じます。現在も検査中ですが、容態は安定しており、一日も早い回復を願っております。EJSチェンマイ・チームは、ご本人やご家族と常に連絡を取り合っており、回復の過程において、できる限りのサポートを続けてまいります。

エレファントジャングルサンクチュアリでは、9年以上の運営期間中、このような深刻な事態は過去に一度も発生しておりません。

エレファント ジャングル サンクチュアリ

追記

11/7 投稿した人がいました。

Thai Traditional Elephant Management - EXPOSED

訳すと

‼️チェンマイ、エレファントジャングル保護区でのテロ‼️
今日、エレファント・ジャングル・チェンマイ(第2キャンプ)で悲劇的で恐ろしい事件が発生しました。
観光客には、新しく手に入れた2頭のゾウと一緒にポーズをとることが奨励された。 ゾウが襲いかかり、女性が踏みつけられて重傷を負い、他の観光客も悲鳴を上げて命からがら逃げ出しました。
エレファント ジャングルは保護区ではなく、観光客を楽しませるために運営されているキャンプです。
水浴びを含むゾウとの濃厚接触活動が許可されています。
ゾウと一緒に水浴びする倫理の詳細については、こちらをご覧ください - https://www.worldanimalprotection.org/news/tourists-choosing-elephant-bathing-over-elephant-riding-unaware-cruelty-involved
❓❓ 新しい環境にまだ不安があり、気性の検査も受けていない2頭の新しいゾウが観光客と濃厚接触することをなぜ許されたのか❓
⚠️ エレファントジャングルは観光客の安全よりも利益を重視していることは明らか - 私たちはいかなる場合でもゾウとのそのような濃厚接触活動を容認したり奨励したりはしませんが、これは全くの無責任な狂気です‼️
影響を受けた観光客がこの試練から完全に回復することを心から願っています。 🙏
悲しいことに、観光客がゾウを娯楽の小道具として見ている一方で、タイ政府は飼育されているゾウの福祉と福祉を確保するために何もし続けているにもかかわらず、このような出来事は今後も起こり続けるでしょう。

https://www.facebook.com/ThaitradEle

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